マザーテレサの家

約一ヶ月ぶりの更新です。


色々と心配してくださっていた方々へ、本当にありがとうございます。


己はこの通り元気にしてますよぉ♪


今、フィリピンの首都マニラに滞在しております。


気温は36℃~40℃、湿度は65%~80%・・・


初めはこの暑さと息苦しさで毎日ヘトヘトでしたが、今やその気候にもなれちゃいました。





6月1日~14日まで、己はマニラ市ケソンシティにある「マザーテレサ家」にて上記の写真の子供達のお世話をさせて頂いておりました。


集合写真

ここの子供達は殆どが何らかの重い障害を持って生まれ、その後親に捨てられた子達です。


ここの施設の子供達は皆男の子で彼らの面倒はカトリックの男性修道士(ブラザー)約5名が行います。


また、ここから近い所には女の子だけを保護している女性修道士(シスター)の施設もあります。


己はここに二週間ほど滞在させてもらいましたが、ここでの仕事は本当に大変なものです。


朝4時30分に起き、子供達が撒き散らす糞尿の始末・ベッドルームの清掃・膨大な量の洗濯・施設全体の消毒・・・・これだけで一日の半分がなくなります。


そのほかに朝・昼・おやつ・夕の食事を食べさせたり、遊び相手になったり、車椅子や寝たきりの子達を散歩に連れて行ったり・・・・


自分の時間なんて寝る時間以外ありませんでした。


・・・でも、そんな忙しい毎日の中にも幸せに思う事が度々ありました。


その中のひとつに子供達の笑顔があります。


ちか

日本から持ってきた安物のオモチャを彼らに差し出したところ、大喜びしてくれました。


四六時中手から離さずにそれで遊んでくれる彼らを見てると、凄く幸せな気持ちになります。


30人中、「カズミ・カズーミ・カジュミー」と己の本名(かずみ)を覚え、呼んでくれたり出来る子は数人ほどしかいませんが(そのほかは寝たきり状態)、それでもかわいい事には変わりません。


一日に何度も服を交換し、オムツを代え、そこら中に散らばる糞尿の後始末etc・・・・


そんな毎日でも幸せはあるんなだぁ~って実感しました。


いや、きっとどんな酷い環境であっても本人が楽しもうと思えば、何処だって楽しめるんだと思います。



ここにいる子供たちの一部はそう長くは生きられません。                                                        

                                                                                          

実際に、背骨がグニャグニャに曲がっていたり(上記左から二番目の車椅子に乗った子供)、頭部が大きく膨らんだ水頭症の子などは持って数年の命だとブラザーは言っていました。


・・・・・・彼らには何とか精一杯生きてもらいたいです。


ここではたった二週間の滞在でしたが、本当に貴重な体験をさせてもらうことが出来ました。


14日からまた新たな場所へと移動するのですが・・・それはまた今度ということで・・・


超不定期ながらなんとか次回も頑張ってブログを書こうかと思います。


それまで皆さんお元気でヾ(*T▽T*)ヾ