6月14日~28日まで、マニラ在住で知り合いの神父様のオフィスにお邪魔させてもらいました。
名前は「La Verra Prayer House」
ここは神父様のオフィス兼、耳の不自由な人たち(20代~30代の青年達)が勉強の為に滞在する宿泊施設でもあり、己はそこで10人の新しい友人達と二週間過ごしました。
彼らは生来より殆ど耳が聞こえなく、言葉を使えません。
その代わり、彼らは手話(ハンドサイン)を使います。
・・・・・・ということは・・・・・・・
彼らとコミュニケーションをとるには己も手話を覚えなければなりません。
英語はなんとか使えるくらい、タガログ語(フィリピン語)なんて使えないに等しい状況の中、今度は手話ですかぁ?!!。゜゜(´□`。)°゜。
でも物事何とかなるものです。
覚えられる程度の簡単な日常の手話とアイコンタクト、そしてライティング(ノートに英語を書いて読んでもらったり書いてもらったり・・)でなんとか彼らとコミュニケーションをとる事に成功!
掃除・洗濯・食事など、ここでの生活は全て自分達でしなければなりません。
彼らは自分達で作ったローテーションで各々毎日の家事をこなすわけですが・・・
この己も一緒に生活する以上、その家事を手伝わないわけにはいきません。
彼らの生活リズムを壊さず、毎日チョコチョコと手伝いをするのでありました。
せっかくだから日本の食事を体験させてあげようと、自分のお金で食材を調達し、夕食にカツカレーや肉じゃが、味噌汁、チャーハン等を作ってあげました。
特にカツカレーは美味しさもさることながら「なんて豪勢な料理なんだ!!」とみんな大喜び!♪!
・・・多くのフィリピンの人にとって、我々が日々口にするような料理はかなり贅沢なものみたいです。
でもこれらのメニューのうち、味噌汁だけはどうしても彼らの口には合わないみたい、、、いや、味は最高でしたよ?!・・・自分で言うのもなんですけどwww
こうして楽しい日々が続き・・・最後の週末に外でバーベキューをすることにしました。
日ごろロクな食事を取っていない学生の身分である彼らにとってこんな機会は年に数回有るか無いか。
この行為は急に日本からやってきた己になんの抵抗もなく優しく接してくれた彼等に対する感謝の気持ちでした。
こちらの物価はかなり安いです。
今回、肉を5キロ(豚、鳥含む)を市場で買ったところ大体500ペソ(1000円)で買えちゃいました。
(物の値段やお金のことについてはまた今度詳しく書きます)
みんな大喜びでぱくぱくぱくぱく・・・・・
あっという間に5キロのお肉がなくなってしまいましたwww
11人で5キロ・・・・多かったカナ?少なかったカナ?
最後の日、彼等には「帰る時にはまたマニラに寄るから」と言ってしまったけど・・・実際はどうなるかな・・・
でもまたなんとかして再会したいものです。
28日の昼ごろ、マニラの空港からミンダナオ諸島に向かう飛行機に単身乗り込み、いざダバオへ!
当初の目的地であるイースタービレッジにはいつ辿りつけるのか??!!
つづく